こんにちわ\(^o^)/
滋賀大津気功ヒーリングの眞壁です。
今回は、どうすれば自律神経と心をコントロールできるか?という事をお伝えしたいと思います。
自律神経と心ですが、あることを意識してコントロールできるようになると、バランスを取れるようになります。
そしてあることを意識することで不随意と言われる自律神経さえもコントロールできる訳です。
では、一体何をコントロールできるようになれば良いのでしょうか?
ここ最近の記事で何度か紹介させていただいている「スワミ・ラーマ」さんの自伝書の「ヒマラヤ聖者最後の教え」の文章をまず紹介させていただきたいと思います。
ここから
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「人間は、肉体だけでなく、心だけでもありません。
肉体と心の間に呼吸と呼ばれるものがあります。
人間は、呼吸をする生き物です。
健康で幸せでありたい、永続する幸せと静けさを体験したいなら自分の心に意識を向けなさい。」
「あなたの仕事は、肺にはじまります。
なぜ肺なのでしょう。
なぜ腕ではないのでしょうか。
肺の動きをコントロールすることで、心の活動が統制下におかれます。
肺の動きを統制し、肺の要領を高め強めることで、循環器系が実に規則正しく働くようになります。
循環器系が規則正しく働くと、迷走神経が統制下におかれます。
迷走神経が統制下におかれれば、交感神経、副交感神経が統制下におかれることになります。」
「左右の鼻孔の呼吸の流れのバランスが乱れると、プラーナのエネルギーが影響を受け、結果として、何らかの大小の疾患を引き起こすことにもなります。
病を癒し、生命力のバランスを回復するには、呼吸の流れのバランスを取り戻すことです。
つまり、病を取り除くには、呼吸の流れについてよく学ぶことです。
呼吸は血液に酸素を運ぶだけでなく、プラーナのエネルギーを蓄積します。
呼吸は、身体の陽性陰性のエネルギーを調和させるだけでなく、好ましいもの、好ましくないものをひきつけます。
これは、親和と反発の磁力的な法則から生じることです。
プラーナのエネルギーが浪費されると、病が引き起こされることになります。」
「人は呼吸を続けるかぎり生きています。
意識の核心より、生命エネルギーの波が生じます。
この生命エネルギーが呼吸となります。
呼吸とは、生命の波紋であると言えましょう。
呼吸があなたを生かしています。
寿命は、あなたの呼吸の数で計られます。
誕生する前、あなたにある数の呼吸を与えることで、あなたの人生にかぎりをもうけました。
割り当てられた呼吸を使いつくすとあなたは死にます。
ですから、この呼吸が健康と長寿の鍵をにぎります。」
「自らを助くことができずにいますが、呼吸に悪い癖があるためです。
自分をよく調べあげたなら、浅い呼吸、雑音混じりの呼吸、ぐらつく呼吸をしていたり、呼気と吸気の間(ま)に間のある事が分かるでしょう。
呼吸に浅さ、雑音、ぐらつき、間があるかぎり、静かな心も健康な肉体もありません。」
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ここまで。
いかがだったでしょうか?
少し難しかったかも知れませんね。
心をコントロールするには
あなたがもし健康な肉体を手に入れたければ、肉体に影響を及ぼす心をコントロールする必要があります。
肉体と心の間に呼吸があるのですが、呼吸をコントロールできるようになると、心がコントロールできるようになります。
では、どうすれば呼吸をコントロールし、心もコントロールできるようになるのでしょうか?
現代では、様々な呼吸法が紹介されていますが、やはり古来から伝わるヨガの呼吸法が私は一番好きでオススメです。
まず、呼吸法をするときは、食後3時間以上はあけて空腹時にします。
あぐらで座るか、椅子に座り、背筋を伸ばして座ります。
空腹できちんとした姿勢で呼吸法をすると良いのですが、ここで一つ紹介させて頂きます。
例えば、1:4:2の呼吸法というものがあります。
1秒で吸ったら4秒止めて2秒で吐きます。
2秒吸ったなら8秒止めて4秒で吐きます。
3秒吸ったなら12秒止めて6秒で吐きます。
止めるときは、右手の親指と人差し指で両鼻を抑えて酸素とプラーナがもれないようにします。
プラーナとは、精妙なエネルギーです。
この呼吸法で大切なのは、吸う時も止める時も吐く時も一切呼吸を乱さず、一定でコントロールできるようにします。
特に吐くときは、呼吸が乱れやすくなるので、注意深く呼吸を乱さず、コントロールできるようになるのがポイントです。
注意深く呼吸をコントロールできると心が安定している事に気づくと思います。
呼吸が乱れなくなれば、心も乱れにくくなってきます。
呼吸法は、高血圧の人、心筋梗塞の人、呼吸をすることで貧血になるような人は、オススメできません。
そのような方は、もう少し体調が良くなってからする事をオススメします。
ここでは簡単に紹介させて頂きましたが、もし分かりにくい場合は、遠慮なく滋賀大津気功ヒーリングまでご質問下さいませ。
また、呼吸法に慣れるまでは、きちんとした指導者の元で指導してもらうことをおすすめします。
自律神経をコントロールするには
健康な肉体を維持したいなら自律神経のバランスを整える必要があります。
自律神経は、交感神経、副交感神経を交互に動かすことで、内臓の働き、血液の流れ、睡眠状態、免疫などをコントロールしているとても大切な神経です。
そして、スワミ・ラーマさんがおっしゃるように呼吸をコントロールできる事で循環器系が規則正しく動くようになり、自律神経のバランスが取れるようになります。
実は、左鼻と右鼻は自律神経にも関係しているとヨガでは言われています。
左鼻には、ピンカラ(男性性、陽性、交感神経、熱に関連する)というエネルギーの流れる道(ナディ)が通っています。
右鼻には、イダ(女性性、陰性、副交感神経、冷えに関連する)というエネルギーの流れる道(ナディ)が通っています。
左右の鼻からの呼吸のバランスが乱れると、自律神経もみだれやすくなります。
それだけでなく、冷え体質になったり、ほてり体質にもなります。
更には、心のバランスも乱れてしまいます。
では、どうすれば左右の鼻からの呼吸のバランスを整える事が出来るのでしょうか?
ここでも古来から伝わるヨガの呼吸法を一つ紹介します。
まずは、左の鼻の穴を右手の中指で閉じて右の鼻から息を吸います。
息を吸いきったら今度は、右の鼻の穴を右手の親指で閉じて、左の鼻の穴を開けて左の鼻の穴から息を吸います。
このようにして右の鼻の穴、左の鼻の穴から交互に息を吸っては、吐いてを繰り返し、左右の鼻の呼吸の量のバランスを同じにしていきます。
この呼吸法を毎日継続して繰り返していく事で徐々に自律神経のバランスも整いやすくなります。
まずは、1往復で1セットとして、7セット、14セット、21セットくらいからはじめてみると良いです。
こちらの呼吸法に関しても高血圧の人、心筋梗塞の人、呼吸をすることで貧血になるような人は、オススメできません。
また、呼吸法に慣れるまでは、きちんとした指導者の元で指導してもらうことをおすすめします。
呼吸と生命力の関係
それから、呼吸には生命力が宿っています。
呼吸と共に内臓はゆらぎ、背骨や骨盤もゆらいでいます。
私が勉強させていただいていた横浜の達人の先生は、呼吸に合わせた背骨のゆらぎの運動を律動運動と呼ばれています。
呼吸に合わせて、背骨や骨盤、内臓は、それぞれ独自に精妙な動きをしています。
そして、生命エネルギーが働いていない所は、背骨や内臓のゆらぎの動きはとても小さくなります。
施術によって背骨や内臓のゆらぎが正常に戻ると、身体の歪みは改善され、血液の循環は良くなり、生命力は本来の状態に戻っていきます。
いかがだったでしょうか?
呼吸は、とても大切な事が少しでもご理解いただけたら嬉しく思います。
呼吸法を継続する事で自分はどんな時に呼吸が乱れやすくなっているか?段々と気付けるようになります。
そして、呼吸が乱れているときは、間違いなく心も乱れています。
呼吸が乱れる時に気づけたなら、そこからまた意識して呼吸をコントロールしていくことで心を段々とコントロール出来るようになります。
はじめから呼吸は簡単にコントロール出来ません。
毎日の継続によって少しずつコントロール出来るようなります。
真の健康は、お薬、お医者さん、施術家さんに全てを委ねるだけでは、得られません。
毎日の自分の努力の積み重ねも時には、必要だと思います。
是非、沢山の方に心身共に元気になっていただきたいと思います\(^o^)/
沢山の愛をこめて♡♡♡
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