こんにちわ\(^o^)/
滋賀大津カイロプラクティックの眞壁です。
最近は、夏に比べて寒暖差が出てきて更には台風による強い低気圧の影響で体調が崩れてしまう方が結構いらっしゃいます。
腎臓のパワーが弱いと台風などの低気圧の影響を受けやすくなり、脳や身体がむくんでしまって調子が悪くなります。
また寒暖差アレルギーによって気管支や心臓の冠状動脈が収縮して咳が出やすくなったり、動悸などが出やすい季節でもあります。
さて、話は変わりますが今回は背骨と健康についてお伝えしたいと思います。
背骨の歪みは万病と元と言われるくらい背骨はとっても重要です。
背骨の状態を見させていただくだけでその人の健康状態や性格まで分かってしまう程、背骨は重要です。
ではなぜこれほど背骨が重要か?をまずお伝えしたいと思います。
下記画像をご覧下さい。
(ブロメテウス解剖学参照)
背骨の椎弓(ついきゅう)と言われる部分に脊髄(せきずい)という神経の束が脳からはりめぐらされています。
下記画像をご覧下さい。
(ブロメテウス解剖学参照)
脊髄(せきずい)の両脇には自律神経の交感神経が走行しています。
自律神経は、内臓の働きを調整するとても大切な神経です。
ですので、背骨が歪んでいたり、背骨が固くて柔軟性がなかったりすると、脊髄から枝分かれしている運動神経や感覚神経が圧迫されます。
そして神経の伝達が悪くなり様々な不調が起こる可能性があります。
また背骨の歪みや背骨の硬さによる可動域制限により脊髄の両脇を走行している交感神経の伝達が悪くなります。
すると心臓、肺、肝臓、胃、脾臓、腎臓、小腸などの内臓の調子が悪くなる事があります。
それから脊髄のまわりには、脳脊髄液というとても重要な体液が仙骨から脳にかけて行き来しているのですが、背骨に歪みがあると脳脊髄液の循環が悪くなり脳が正常に機能しなくなります。
更には、インドのヨガの概念では、背骨の中にスシュムナという一番大事なエネルギーの流れる道が尾骨から脳にかけて走行しています。
そして中国の概念では、任脈、督脈という気の流れる道が背骨にそって尾骨から脳にかけて走行しています。
更には、背骨の両脇には膀胱系という気の流れる道も走行しています。
膀胱経は、腎兪、肝兪、胆兪など各経絡に関係するツボが沢山ある気の流れる道です。
つまり背骨の状態が良くないと様々な不調が起きてしまう訳です。
アメリカ発祥のカイロプラクティック、インド発祥のヨガ、中国発祥の鍼灸などで背骨の歪みを重要視しているのはその為です。
ですので、普段から背骨の状態を良くしておくことはとても大切です!!!
ではなぜ背骨のパワーが弱くなったり背骨が歪んだり、背骨が固くなるのでしょうか???
いくつか原因があるのですが、今回はとても大切な1つの原因をお伝えさせて頂きます。
なぜ背骨のパワーが弱くなったり、背骨が歪んだり、背骨が固くなるのか?
ではなぜと言いますと、ムーラダーラチャクラとスワディスターナチャクラのパワーが弱く仙腸関節が歪みやすいのが大きな原因の1つです。
下記画像をご覧下さい。
ムーラダーラチャクラは、上記画像の一番下の赤い丸の部分です。
スワディスターナチャクラは、上記画像の下から二番目のオレンジ色の丸の部分です。
ムーラダーラチャクラとスワディスターナチャクラは背骨の土台の部分の骨盤周辺に関連するチャクラになります。
チャクラは、インド由来の概念でエネルギーを出し入れするエネルギーセンターです。
肉体次元のエネルギー、生気次元のエネルギーは、チャクラで出し入れされています。
チャクラのパワーが弱いと生気次元のエネルギーが肉体次元に流れにくくなり肉体次元の骨盤のパワーが弱くなり骨盤が歪んでしまいます。
背骨の土台となる骨盤が歪んでしまうと背骨のパワーが弱くなり腰椎、胸椎、頚椎、頭蓋骨で歪みが出てきたり、背骨の可動域が狭くなったり、猫背になってしまったり、椎間板が狭くなってしまってヘルニアになってしまったりなど様々な問題が起こります。
現代人は、普段から椅子に座る時間が長くなる生活習慣ですので、背骨の土台となる骨盤周辺のパワーを強くしておく事はとても重要です。
下記画像をご覧下さい。
上記画像は、骨盤周辺です。
ムーラダーラチャクラのパワーが弱いと恥骨(ちこつ)や坐骨(ざこつ)にエネルギーが正常にまわらなくなり恥骨(ちこつ)や坐骨(ざこつ)での歪みが生じやすくなります。
スワディスターナチャクラのパワーが弱いと仙腸関節が歪みやすくなります。
このようにムーラダーラチャクラ、スワディスターナチャクラのパワーを強くして、骨盤を歪みにくくしておく事がとても重要です。
では、どうすればムーラダーラチャクラ、スワディスターナチャクラが強くなるか?ですが、腹式呼吸を毎日きちんと実践していけば上記2つのチャクラは、少しずつ強くなっていきます。
ムーラダーラチャクラ、スワディスターナチャクラが強くなればエネルギーが骨盤にまわるようになり、背骨が安定し、背骨の歪みや猫背は次第に解消していきます。
腹式呼吸のやり方
腹式呼吸のやり方ですが、椅子に座るかあぐらをかいてまず背骨をきちんと伸ばして座ります。
目は閉じておき鼻から息を吸います。
息を吸う時に、酸素を意識するより自然の良いエネルギーが身体に入ってくることを意識します。
この自然の良いエネルギーの事をヨガではプラーナと呼びます。
息を吸う最中は、プラーナが身体から抜けていかないように肛門を締めておきます。
息を吸いながらプラーナをスワディスターナチャクラにためていきお腹を膨らませます。
息を吸いきったら心地よい程度の時間、息を止めて起きます。
息を止めている際は、肛門を締めつつスワディスターナチャクラに意識を集めスワディスターナチャクラに力を集めます。
スワディスターナチャクラは、おへそから3センチ下~5センチ下のあたりです。
そして息を吐く際は、鼻から息をはきます。
息を吐く時に身体の中の悪いエネルギーが身体の外に出ていく事を意識し、お腹をゆっくり凹ましながら息を吐き出していきます。
息を吐く際は、肛門をゆっくり緩めていきます。
こんな感じで腹式呼吸を身体が心地よい程度の時間をかけて毎日継続すると良いです。
あと注意点ですが、腹式呼吸は、出来れば空腹時にするほうが身体が楽に出来ます。
腹式呼吸を継続すれば、下位2つのチャクラが安定し背骨がしっかりしてきて段々と元気になって行くことが実感出来ると思います。
はじめの1周間は、上手く出来ない人が多いです。
1ヶ月継続すればコツがつかめてきます。
半年から数年も真面目に継続すれば心身ともに素晴らしく健康になっている事と思います。
継続は力なり。
みんなで健康になって行きましょう\(^o^)/
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