こんにちわ\(^o^)/
滋賀大津カイロプラクティックの眞壁です。
今回は脈診(みゃくしん)についてお伝えさせていただきたいと思います。
古代の鍼治療では、経絡(けいらく)エネルギーのバランスを確認するために12の脈診ポイントを使用されていました。
経絡(けいらく)とは、気の流れる道になります。
気の流れに滞りがあると、その経絡に関連する内臓がエネルギー不足あるいはエネルギー過剰の状態になり本来の働きが出来なくなります。
経絡(けいらく)には、肺経、胃経、心経、小腸経など内臓に関連するものがあります。
脈診ポイントは、その経絡に関連するポイントです。
脈診ポイントを指で軽く触れたり(浅部)、少し強めに触れたり(深部)することで関連する経絡の流れの状態が分かります。
ですので、東洋医学では脈を視るだけで患者さんのあらゆる体調を見抜く凄腕の治療家さんが昔から沢山おられました。
下記画像をご覧下さい。
(アプライドキネシオロジーシノプシス参照)
右手の脈診ポイントと経絡の関係
右手の橈骨動脈(とうこつどうみゃく)が走行している茎状突起(けいじょうとっき)の指1つ手首よりの浅部が大腸経で深部が肺経になります。
ちなみに浅部とは、軽めに橈骨動脈(とうこつどうみゃく)に触れます。
深部とは、浅部より少し強い目に橈骨動脈(とうこつどうみゃく)に触れます。
茎状突起(けいじょうとっき)の部分には、浅部が胃経で深部が脾経になります。
茎状突起(けいじょうとっき)の指1つ肘よりの浅部が三焦経で深部が心包経になります。
左手の脈診ポイントと経絡の関係
左手の橈骨動脈(とうこつどうみゃく)が走行している茎状突起(けいじょうとっき)の指1つ手首よりの浅部が小腸経で深部が心経になります。
茎状突起(けいじょうとっき)の部分には、浅部が胆経で深部が肝経になります。
茎状突起(けいじょうとっき)の指1つ肘よりの浅部が膀胱経で深部が腎経になります。
そして東洋医学の五行説では、同じ脈診ポイントの浅部と深部は、表裏の関係になっています。
脈には、リズム、拍動の強さ、張り、不整などが感じられます。
また、脈を感じながら筋肉反射テストをすると脈の正常と異常を確認する事が可能です。
アプライドキネシオロジー(応用運動機能学)
この筋肉反射テストは、アプライド・キネシオロジーという施術法で開発された検査法になります。
この東洋医学の経絡や脈診という概念をアメリカのカイロプラクティックの先生が応用して発展させた治療法がアプライドキネシオジーという治療法です。
アプライドキネシオロジーという治療法は、東洋医学だけでなく筋肉反射テストやその他様々な治療法を応用&発展させてきた素晴らしい治療法です。
私は、開業当初は、患者さんの脈診ポイントを確認し経絡エネルギーの乱れを調整する施術をさせていただいておりました。
この脉診ポイントを確認してから経絡エネルギーの調整するを事で不眠症、椎間板ヘルニア、パニック障害、耳鳴り、めまい、肩こり、アトピーなど様々な症状の方に元気になっていただけたので本当に素晴らしい施術法だなと関心してました。
あれから時が経過しもっと患者さんの身体の状態を知りたいという欲求から様々な施術法を学びはじめしばらくの間、脈診ポイントの確認から経絡エネルギーを調整する施術法を封印していましたが、最近はまた脈診ポイントの確認から経絡エネルギーを調整する施術を行う時もあります。
開業当初から10年近く経過しましたが現在では、脈診ポイントに触れると、当初では分からなかった経絡エネルギーが乱れるもっと深い問題が分かるようになってきました。
体性感覚磨き、瞑想などをして自分自身を覚醒させて行くことで様々な深い問題が分かるようになり施術が益々面白くなっています。
これからも経絡、チャクラ、脳脊髄液、自律神経、ホルモン、骨格の歪み、生気エネルギーなど様々な角度から患者さんの状態をみさせていただき施術を行っていきたいと思います。
しかし脈診ポイントを発見された古代の人々は本当に素晴らしいな~と思います\(^o^)/
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